(しんめいしゃ)
神明社
秩父市荒川白久1553
0494-54-0694
秩父鉄道三峰口駅・徒歩5分

【神明社神楽】
神明社は後宇多天皇の御代の建治元年(一二七五)熊倉山麓の伊勢山に造営され、その後元治二年(一八六五)森玄黄斉が改築した。
明治四〇年(一九〇七)地内の八社を合祀・同四五年には伊勢山より現在地に移築した。(拝殿の壁に玄黄斉彫りかけの鐘馗像が現存)
七月最終日曜の例大祭にはお川瀬の神事があり、笠鉾に載った神輿を中心に由緒ある行列が荒川まで供奉する。
神明社神楽は安政年間(一八五四〜一八五九)上州新町の水車大工徳丸が白久の人達に伝授したものといわれている。徳丸流神楽は従来の伊勢神楽に加え、歌舞伎の所作を多く取り入れて一つの形として出来あがったものである。
白久(神明社)の神楽はやがて日野(浅間神社)や滝の沢(大滝)に伝授され、秩父地方の神楽の一系譜を築きあげた。座組は一八座で、三月第二日曜、七月最終日曜、十一月二三日に演じられる。

【神楽の面】
・櫛稲田姫(くしなだ)
八俣の大蛇を退治した素盞鳴命の妻となる。
・般若(化姫)
志古免(醜女)に登場し、三度目の変身で般若となる。
・天鈿女命(あまのうずめのみこと、おかめ)
「天磐戸」で天照皇大御神を外に出すために舞う。
・事代主命(えびす様)
「蛭児」に登場して魚を釣る。

【座組み紹介】
・種蒔
宇賀大神が白狐に田畑の掘りおこし、種まき、収穫について教える。
・天磐戸
天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)を天岩屋から外に出そうと宴を催し、手力男命(たぢからおのみこと)が岩戸を開いて天照皇大御神を外に連れ出す。
・志古女(しこめ)
醜女が姫の持つ鏡に興味を示し、変身をして鏡を奪う。久那斗神が醜女と立ち会い、鏡を取り返して姫に戻す。
・玉取り
姫の持つ玉を鬼が奪い、久那斗神が鬼の子に剣を突きつけて、玉を奪い返す。
・蛭児(ひるこ)
恵比寿様が供の者に鰻、蛸を釣らせる。最後は恵比寿がめでたく鯛を釣り上げる。
・蛇打ち
素盞鳴尊(すさのうのみこと)が八俣(やまた)の大蛇に喰べられようとした櫛稲田姫(くしなだひめ)を助け、大蛇を泥酔させて打ち倒す話。

7月最終日曜
神明社夏祭り
以前は笠鉾が曳かれ神輿も担がれての神幸でしたが、今は笠鉾の台車の上に神輿が載せられ白久地内を曳き回されています。神輿は白川橋下流の川原で清流にもみこみ悪疫を流す、悪疫払い行事の一つです。

【ブログ記事】
'07 11/25



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